*身旬堂*サマージュ季の便り

大阪市阿倍野区にあるゆるリラメンテ処「身旬堂」のブログです。予約状況やイベント、キャンペーン情報などのお知らせ、日々の出来事などをお伝えする場所です。HPはコチラ→http://shinsyundo.com/

七夕に想うこと

いつもレッスンにご参加の頂いてるメンバー様に来年こそは早くいってください。と言われているお話を七夕前にお伝えしておきます。

 

七月は文月です。

どうも七夕と関係があるようです。

 

『硯洗い』という言葉があります。

七夕の前日にいつも使ってる硯(すずり)を洗い清めます。

キレイになった硯に七夕の朝、草の葉などに光る露を集めて墨をすり、短冊に願い事を書いて笹竹に吊るすと字が上手くなると信じられていました。

 

美しい情景が目に浮かびます。

早朝、雅な着物を着た女性が白い手で露を集めている姿や男性の着物から伸びるたくましくもしなやかな腕。

静かに墨をすり、風鈴の音が優しく響渡ったあと静寂が訪れ筆をそっとおく。

 

私たちの先祖はそういう風に生きていたんだなぁと思うと、少しは見習わないと思うのですが、どうもなかなか上手く生きられてないようで反省です。

 

紙を大事に扱わないし、忙しいからと字をなぐり書き、その紙をどこに置いたかわからなくなり、机のあちこちをグシャグシャにしながら探しまくってやっと見つけた紙は何を書いてるかわからず眼鏡をかけようとしたら眼鏡がなくて机をパンパンと軽くたたいて、眼鏡を探し眼鏡をかけたら字が薄くて見えないのではなくて下手すぎて何を書いてるかわからずです。

 

ちゃんとしようと笹に吊るされている短冊を見るたびに思います。

 

 

今月身旬堂の顔

 

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先月は紫陽花でしたが、今月は渋めの朝顔です。

 

朝顔奈良時代遣唐使の手によって持ち帰られました。

薬用としてです。

遣唐使ってすごいんだなぁって改めて思います。

遥か彼方に命がけで海を渡って行くわけですから。

今でいうなら宇宙に行き、役に立ちそうな石を持ち帰ったような感じかもしれません。

 

どうやって持ち帰るものを決めたのかとか朝顔を見て考えたりしたこともありました。

薬用に持ち帰った青い小さな花が日本にやって来て品種改良されて今の大きな花になるなんて、中国の人も遣唐使さんたちも奈良時代の人も想像することなかったでしょう。

 

そう思いながら朝顔を見るとよけいにいとおしく見えてきますよ。

 

 

先日のつぼみから

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お花が咲きました。

 

 

 

7月2日

 

7月2日は半夏生です。

暦の上で夏至から十一日目にあたります。

半夏って里芋科の植物です。

誰ですか?タコと思ってたと言うのは、たこを食するのは関西だけみたいです。

半夏は強い毒を持っていてこの頃に生えだすので、それまでに田植えを終えていなければいけないとされています。

タコを食べるのは稲の根がタコの足のように四方八方としっかり根付くようにとの願をかけたそうです。

豊作願いです。

 

鯖を食べるところもあるそうです。

うどんもあるそうです。

酒、肉、野菜をとらない。

井戸水を汲まないもあるそうです。

 

大阪生まれ大阪育ちなので意味は知りません。

調べようと思いながらそのままです。

いつかお客様でそういう地方の方に巡り会える縁を信じてまちます。

(いいわけです)

 

あっ、そうそう昨日和菓子をしばらく食べないと言いましたが、すぐに七夕があります。

和菓子売り場に行きます。

レッスン帰りに阪急さん、阪神さん、大丸さん、近鉄さん全て通るので七日に食べます。

美しいお菓子報告しますが写真撮り忘れたら笑ってごまかします。

7月1日

今日は富士山の山開きです。

他の山は少々後です。

 

山登りは今やスポーツ、レジャーの代表でキャンプやバーベキューで大にぎわいですが、本来は霊的な力を身につける修行の一つとされていました。

 

修行期間の始まりを告げるのが山開きです。

 

山は霊的な存在又は神様が存在する場所と崇められてきたそうです。

山にのぼるときにお邪魔させてもらってる気持ちで行くとちゃんとし行動をとりたいと思うようになりました。

 

富士山だけではなく山には不思議な力があると信じていると、電車から見える山を見ても力がもらえます。

 

自分の力となるものをたくさん知っていると気持ちの切り替えがスッと出来るようになると思います。

 

お花

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身旬堂をオープンするときにお客様から生の花を置くようにアドバイス頂きました。

みなさん、商売をされてる方です。

ルームクリーニングをされてるお客様やヘルパーをされてるお客様もみなさん潤ってる家には生花があるとおっしゃいます。

あと、観葉植物でもOKとのことです。

 

生花をおいていますが、どのへんで「ありがとう、お疲れ様」と言っていいのかわかりません。

若いときは(今も若いですが。ハイ、もぅええってが聞こえてきます)1週間とか決めて七日たつと入れ換えてました。

別にせこくなったわけではないんですが、この花まだいけるんちゃうと考えてしまいます。

 

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