頼りになります
身旬堂は2階建てなので、多くの施術は2階です。
階段を上がると左右に部屋があります。
完全個室でゆったりしてます。
何よりも窓がありベランダがあります。
私が色んなところに客として行った時に部屋にベッドが何台もあったり窓がないのは圧迫感があり苦手でした。
自分がサロンを持ったら個室で空気の入れ換えができる窓のある部屋、前のお客様が帰られたあとサッと『氣』を入れ換えられるところがいいなぁと思っていました。
洗濯ができてベランダがありタオルやホットストーンを天日干しできて『お日さま』の匂いがしたら理想的と思い、色んな所を探して運命的な出会いで今の『身旬堂』があります。
が、階段問題がありました。
1階でも施術は可能ですので膝が痛いお客様は1階にお通しします。(窓もあります)
膝が痛いわけではないけれど、なんとなく階段は苦手で滑るかもと思われるお客様は靴下を脱いであがられます。
もし、万が一滑った時のため、私たちがお客様の下敷きになった方がいいと思い、お客様を先に私たちが後からあがるのですが、そうなると扉をお客様に開けてもらうことになります。
(なんか、偉そうな感じです)
それも失礼になるので、後からあがり手だけを前に伸ばして開けようとするのですが、たまにお客様を押しのけて我先にと入ったかたちになります。
(余計に失礼です)
で、ジャーンやっと手すりを取り付けました。
本当にお待たせしました。
ベッドを2階から1階に移動する時があり手すりがあると引っ掛かって邪魔になるので躊躇しておりました。
それもなんとかクリアできました。
内装のお仕事をされてるお客様がお世話してくださってつきました。
身旬堂の鏡や畳み玄関外の段差も木の板(見たら可愛いです)テーブルの組立もしてくださいました。
ありがたいお客様です。
こないだはパーテーションを壊してしまい施術前に修理おねがいしました。
手が痛いこともあり流捨受けてくださってるのに無茶ぶりです。
今日「手すりつけてくれたんやー」
と、早速お客様に言って頂きました。
「手すりまんまるじゃなくて、下の方が波打ってる、握りやすいわ。さすが先生、本当に色々気配りができて、痒いところに手が届きいつ来ても気持ちいい」
大絶賛してくださいました。
恥ずかしいです。
オハズカシイ理由は、お客様が帰られて慌てて眼鏡かけて、変な格好で下から覗くと(明石家さんまさん風に)「ほんまや」と思わず言ってしまいました。
まんまるじゃないです。
始めに私も手すりを握ったのですがフワッと手を置いたような感じでわからなかったのです。(いわゆるええ加減に手をおいただけでした)
グッと握ると下が波打ち滑らないし握りきれるのです。
今日のお客様、私を褒めてくださいましたが本当は内装業の社長さんが気を配ってくださったのです。
丸投げで「危なくないように安心できる手すりをつけてほしい」のみしか言っておりません。
ちゃんとその時に言えばよかったんですが何を言われてるかサッパリわかりませんでした。
すみません。
よく身旬堂を理解してくださってるお客様、心配りを察してくださるお客様こういうありがたいお客様ばかりで身旬堂はいつも、元気でいられるのだと思い感謝します。
又、明日「頼りにしてます」とお客様の顔を思い浮かべながら手すりを撫でます。