お彼岸
今日はお彼岸の入りです。
(書いてる間に日が変わってしまいました。入りは18日です)
春分を中日にした前後七日間が彼岸です。
秋にも彼岸はありますが、こちらは『秋の彼岸』といいます。
彼岸は春の季語でもあるので、彼岸と言えば春です。
でも、彼岸花は秋の季語です。
(わけわからんです)
彼岸は仏教用語で、ほんらいは凡俗の此岸(しがん)から見た悟りの境地を指す言葉です。
彼岸から、日が沈む西の方角にある西方浄土に思いをはせる。
これが彼岸の行事です。
私が小さい頃に聞いてだいたいで覚えているのは(誰にどこで聞いたかもわかりません)
川が流れています。
そのこっち側は凡俗、色んな欲があったり煩悩のある迷い人々がいるところでです。
それがこの岸(此岸)
その川の向こう側、彼の岸、要するに向こう岸(死んだ人
)涅槃です。
夕日が真西に沈むのを見ながら、そのはるか向こうにある極楽浄土(彼岸)を思いながら、ちゃんとそこにいけるよう人に親切に、迷惑をかけずに正しく生きなさい。
そうすれば極楽浄土に行けます。
また、そうして生きて死んでいった人々がたくさんおられるから、その方々があっての今日の日本なのだから、決して今だけみるのではなくて、未来の人々のためにも良いものを残しなさい。
と記憶してます。
(ちゃんとしたことは賢い人に聞いてください)
お彼岸になると今でもちゃんと生きようと思います。
(年に2回かよーと言われそうですが)
彼岸は、寺参り、墓参りの日とされており、正式には彼岸の入りの日に墓をきれいに清め先祖へのお供えをします。
「入りは牡丹餅に明け団子、中日小豆飯」
毎日のように先祖へのお供えものを替える風習があるところもありす。
これって、今だったらどこにでも売っているもにですが、昔だったらものすごく贅沢な食べ物です。
ご先祖様にいいものを食べて頂きたいと気持ちですごいなぁと思います。
昼と夜が同じ長さになる日で昼夜等分の意で『時正』(じしょう)
とも言います。
自分を正して時を正して姿勢を正してお墓参りしたら、気分が晴れていく気がします。
身旬堂では季節に合わせ身体の扱い方を変えていきますが、それには二十四節気七十二侯も頭に入れて自然に逆らわず、流れるように身体を操って自己治癒能力引き出せていけたらと考えています。
(書きながらなんか固いなぁと思います。時間メチャクチャかかっています)
たまに、真面目な日もあります。