今朝の冬
『今朝の冬』というのは、俳句の世界では冬至の朝のことです。
この頃の日の落ちるのが早く、寂しい感じがします。
ただ、今年の冬に限っては暖かすぎて、クリスマスやお正月が出遅れて準備してる方が多いようです。
やっぱり、冬はキーンと空気が張りつめてパキッとした感じが何日かはあってほしいです。
(毎日は個人的に嫌です)
『一陽来福』と言う言葉も冬至のことです。
この言葉は大好きで、何度も救われました。
手帳に何度も書いている言葉です。
陰に満ちてる中に一筋の光がスーと入ってくる(一陽)です。
絶望的な真っ黒な世界の中に自分がどっぷりつかって、上も下も右も左も前も後ろもわからなくなったときに、一筋の光はたとえ弱い光でも救いになります。
365日あるなかで陰の日ばかりではないし陽の日ばかりではありません。
これから夕暮れが少しづつ遅くなり日が長くなっていきます。
柚湯に入りながら、『一陽来福』いいなぁ。と思います。
『一陽来福』が好きですと言ったら。
「どこのお饅頭ですか?」と聞かれたお客様も湯舟につかりながらセットで思い出します。
冬至の日にブログをあげるつもりで早く書いたのに下書きのまま忘れて23日になってしまいました。
読まれたかた来年の冬至の朝までおぼえておいてください。