よくある質問

テレビで健康番組が盛りだくさんで質問もよくされます。

先日も腹筋のやり方が変わったという番組を見たと３名のお客様から質問を受けました。

なるべくテレビの健康番組を見るようにはしてますが、あいにく今回の番組は見ていませんでした。

ウエストが痩せたと話題で、今までとはあきらかに違うということで見本を見せていただくことになりました。

「それって痩せたのは元々、普通ぐらいの人ですか？何人ぐらいで期間はどれぐらいでした？」

「かなり太ってる人、四人ぐらいで二週間」

「かなり太ってる人は結構何をやってもTVがついてると痩せられると思います。二週間は勢いでがんばれるきがします」

「あー、確かに」

「テレビに映りたい人を集めるわけですから、テレビに出れるだけでもテンション上がります。かなり太ってる人は普段何もしてない人が多いですからよけいです」

「そうですよね。あんまり60キロ50キロの人って出てきませんよね」

「で、どうせテレビに出てやるんだからちょっとは食事やら食べる時間やら気にしてると思いますよ」

「そうですよね。綺麗に見せたいし四人の中で自分が一番痩せてないのは嫌ですもんね」

そんな会話のなか、立って身体を反らすことをされだしました。

「この立ってする腹筋は別に新しくともなんともありません。昔から確かにあります。だけどポジションが正しくできる人は少ないんです。グループレッスンではしません。それは安全でないからです」

「やっぱり。そうなんです？だから先生に見てもらおうと思って」

「今はしない方がいいですね。もっと簡単で安全な寝ころんでする腹筋ができるようになってからチャレンジしましょう」

「いつもの腹筋も正直、お腹に力入ってるんだかどうだか？吸う吐くも反対になるし肩に力入るし、こないだ言われた横隔膜なんてまだまだ意識できてないし」

「立ってする腹筋が悪いわけではなくて固定されてる面積の問題です。足の踵だけで体重を支えるのは体幹が意識できてからの方が効果的だと思いますよ。で、腰痛じゃない人」

「まだ私、そこまでいってないんですよね」

「もぅちょと、がんばりましょう」

「聞いてよかったです。腰に違和感あったし」

「こういう季節の変わり目は、腰、膝の不調でやすいので、できたらテレビも新しいもの探してるとはいえ、無茶なものや目新しさだけで放送されるのは本当にそろそろやめた方がいいと思います、特にお年寄りも多く視聴されてますから」

「腹筋でも間違ったらこわいんですね」

「腰は恐いですよ。曲げると反らすでは、真逆ですからヘルニア気味の人と狭窄症、坐骨神経痛の方ではやってはいけない方向があるんで、ウッってなるかもです」

「ウッ、恐いです」

「とりあえず、今は腹筋のありかを見つけましょう」

「いっぱいハラあるんやけどなぁ。四捨五入したら脂肪かぁ～」

笑いながらの腹筋開始です。

この映画を観てきました。

よい映画です。

でも、この姿勢は腰にはよくないです。

肘が伸びてるのもかなりいけません。

もちろんエリッククラプトン氏は声量あるから腹筋もありますが、一般の方は真似されないようにしてください。

映画はホントよかったです。

話、それたまま終わります。