月の秋
「月」は秋を代表する季語です。
「花」は春です。
「月の秋」は月が最も美しい秋の季節を強調した表現です。
ここ2、3日ビックリするような大雨が降っています。
その後の空気が澄んだ月は本当に綺麗です。
今年の十五夜は13日です。
美しい月が見れるといいのですが、台風が次々やってくるとどうなるかと今宵の月を見上げながらおもいます。
昔の人なら尚更です。
娯楽が少なく今年一番の月を見て、和歌や俳句を詠みたいと願ったとおもいます。
雨が降って月が見えないことを、「雨月」「雨名月」と詠ったそうです。
闇中にほのかな明かりを捜したり感じたり、闇の上の美月を思い浮かべて想像する。
見えないものを見る。
豊かな感性とおおらかさを感じます。
月が見えないからと不吉なことを言い、不安をあおるような人もいれば、見えないからこそ自分だけの月を思い浮かべるよう促す人と世が変わっても色んな人がいます。
月を見上げて見てください。
深呼吸一つしてみましょう。
レッスン来てくださってるお客様はわかっていますよね。
まず、思いっきり吐くのです。
少し吸って又、思いっきり全てを吐きましょう。
そしたら月の氣を浴びたよい氣が身体の中に入ってきて気持ちいいですよ。
(慌てて月の写真をと思ったのですが、粘っても出てきてくれません。上にはいるのになぁ。あきらめて違う写真です。今日の月はまだここまで満ちておりません)