*身旬堂*サマージュ季の便り

大阪市阿倍野区にあるゆるリラメンテ処「身旬堂」のブログです。予約状況やイベント、キャンペーン情報などのお知らせ、日々の出来事などをお伝えする場所です。HPはコチラ→http://shinsyundo.com/

どこ行った?

数日前のお客様のお話です。

「ものすごい美味しいパンがあるんやんかぁ」

「パンの話ですか?」

「あっ、パン内緒にしようと思ってたのに、言うてしもた」

「で、パンがどうしたんですか?」

「梅田にでることがなくて、出たらアンデルセンのパン買うねん」

「美味しいですよね」

「先生も食べる?」

「食べますよ。アンデルセンのパンは大好きですよ」

「大阪、梅田しかなくて、フランスパンにバターの薄切りとあんこが挟んであるのが絶妙なハーモニーで美味しいのよ。夕方買って今食べたら美味しいよなぁと思ったけど、考えて朝のお楽しみにと寝たのよ」

「えらいじゃないですか」

「で、朝起きて、歯を磨きながらもパン、パンと思って、パンの袋を開けたらパンがないのよ」

「どこにあったんですか?」

「どこと思う?」

玄関、冷蔵庫、レンジのなか、誰かが食べた。などなど色々言うのですが、全部違うというのです。

「ビックリするとこ」

「洗濯機の中」

「まさか、先生洗濯機ってありえへんわ。先生、もぅツボやわー」

「えー、どこですか」

「夜に食べてたんよ」

(一番ありえへんとことちゃいまっかぁーと言いたいのをこらえて)

「マジですか」

「マジやねん。恐いやろ」

と、ゲラゲラ笑っておられます。

私がポカンとした顔をしていると。

「ほんまにショックやって味もおぼえてないねん」

(味の問題ではないと思います)

「落ち込んでたら、先生こないだのブログで車忘れた人のこと書いてたやん。元気でたわー」

「そうですか」

「今度から梅田出たらアンデルセンのパン、二つ買うわ」

なんか、違う、ちがーう。

でも、このポジティブは見習うべきかもしれません。

 

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