整体の本が教えてくれること。
Junko です。
身体の歪みはなかなか自分ではわからないものです。
今は便利になり、アナログの私も携帯電話写真を撮れるようになりました。
いやぁ、写真はずいぶん前から撮れますよ。
お客様の写真を撮ってすぐ見せられると言うのは本当に文明の力です。
ありがたいなぁと思います。
整体の古い本を見ていると、長い長いサシを男性が持ちパンツを半分脱ぎ尾てい骨から頭のてっぺんに、当てにくそうに当てています。
写真を撮る方も、手が邪魔にならないように角度を工夫しています。
失礼ながらその男性のパンツは昭和を思わせるようなゴムの伸びたようなパンツです。(昭和の人が全て伸びたゴムのパンツをはいていたとは思っていません。私ももちろん昭和生まれです。だけど、あの頃破れたパンツをはいてる人をお風呂屋さんで見かけたりしました…なんの話をしてるのでしょうか、私は?)
写真はもちろん白黒で、それでもわかる古びた畳の縁にたくさんの人が熱い視線をおくっています。
ここでも昭和ですが誰一人、畳の縁を踏んでいません。
モラルという言葉がなかった頃、日本人はなんと行儀のいい民族だったのだろうと思います。
整体の本で勉強するつもりが、髪型や着てるものに目が行き時間だけ過ぎていく私です。
整体師なのになんでこの人はこんなに手の先が汚いんだろうか?病気なのかと、ルーペをとりだし見てみると爪の先のヤニです。
あの、煙草をギリギリまで吸ってる人、特有の黒ずみです。
今の子達はヤニって言葉知ってるのかなぁなんて思いながら何を調べていたのかわからなくなることが、よくあります。
で、何が言いたいのかというと、1度まっすぐ寝ている写真を誰かに撮ってもらってください。
驚きますよ。
今日、お客様からヒマワリをいただきました。
夏、真っ盛りです。