感謝、感謝
Junko です。
年に何度かメンバーさん達とお出かけします。
7月の末に夏の行事、かき氷を食べに行きました。
メンバー最高齢のKさんも毎回参加でこの日も待ち合わせていました。
時間に遅れることのないKさんが珍しく遅刻かと思いきやそのまま連絡とれずで残りのメンバーで行きました。
その日から毎日毎日、夕方5時前後に電話をしました。
5時は夕飯のお時間と知っておりましたので。
日に日にイヤな予感です。
80過ぎたらやっぱり何があっても不思議ではありません。
気持ちがゾワゾワしてきます。
Kさんが前に「もし、死んでも連絡しません。サッと消えていきます。先生は健康が売りやから人が死んだ報告をメンバーさんにしたらあきません。だからパッと挨拶もなしにおいとまします」
Kさんらしい言葉です。
元気な声の電話がきました。
携帯を耳から離したいぐらいの声です。
「先生、私入院してましてん」
「ありがとうございます」
「?腸閉塞で救急車で運ばれましてん」
「生きててくれてありがとうございます」
話はチグハグですが私にとっては生きてくれてるだけでありがたかったのです。
腸閉塞は大変な激痛や入院も大変なことはわかっているのですが私にはただ、ただ生きててくれた、感謝で泣きそうでした。
「12日間水飲めしませんでして、もぅ大変で」
このへんで私も冷静さを取り戻してちゃんと受け答えできました。
Kさんにすれば留守電にいれてないので私が毎日電話してることを知りません。
だから、入院は私が驚くと思ったのだと思います。
「先生、お盆はレッスンお休みですか?」
レッスン復帰の気持ち満々です。
講師として感謝の一言です。
本調子になったら、かき氷行きましょ。