お手入れ
junkoです。
先日、京都駅美術館にお墓参りあとに行ってきました。
能面100
「能面」のような顔と言う表現があります。
能面にそんなに違う顔があるのかと見てみたいと気になっておりました。
う〜ん。う〜ん
凄すぎます。
入り口を入ると『神』の面です。
なんともおめでたいような柔和なそして見透かされてるような、引き込まれていきそうな感じです。
室町時代から手入れされ今日に至るのは深いところから感動が込み上げます。
秀吉が女性の面を気に入り、「花」
「月」「雪」があるそうです。
「雪」が展示されてましたが、秀吉の女性を見る目は凄かったんだなぁと思いました。
美しいです。
透明度がありすぎて、そこだけ光が差してるように見えます。
作り手は後世にこれほどつながる作品になると思っていたのだろうか?
何代かにわたり手入れされた作品を一つ一つと向き合い背筋を伸ばして真正面から拝顔します。
作品一つに何人もの日々の手入れのすごみを感じます。
手入れは怠ってはいけません。
面一つでもこんなに手入れで長持ちします。
自分の身体ならなおさら、手入れするべきだなぁと思いました。