*身旬堂*サマージュ季の便り

大阪市阿倍野区にあるゆるリラメンテ処「身旬堂」のブログです。予約状況やイベント、キャンペーン情報などのお知らせ、日々の出来事などをお伝えする場所です。HPはコチラ→http://shinsyundo.com/

いい人だぁ

パーソナルのお客様から電話がありました。

焦った電話です。

こっちもかまえます。

 

どうしてもうどんが食べたくて、丸亀製麺に来てます。

正月の食べすぎがたたって、胃腸風邪の前兆ありです。

夕方仕事を終えて家に帰って寝ようと思いましたが、このままではお腹がすいて眠れないか眼が覚めて変なものを食べてしまうので、先生の教えの通りお粥がベストでかけうどんが2番とうどんにしました。

 

あーここでかけうどんだけは頼むのが恥ずかしいから、天ぷらかおにぎりはいきたい。

だけど、先生の顔が…。

ここは天ぷら一個(天ぷら食べるんや?胃腸具合悪いのに?)

いつもは3つでも今日は一個です。

 

かけうどんを頼んで、かけうどんが出てきたので天ぷらの方に行きかけたら、かけうどんをもぅ、一杯トレーに載せられました。

「1つなんですけど」

ハツラツとした若い女の子が

「今、かけうどん一杯にかけうどん一杯ついてます」

「?」

店員さんニコニコ

「1つでいいんですが」

新人さんが困った顔してチラッと店長さんらしき人を見ます。

もぅ、うどんはトレーに載せられています。

「いただきます」

とりの天ぷらをとりながら先生に電話しようと思って。

 

「先生、お腹イッパイになりすぎますが、人として断れなくて」

「うどんのびますよー」

「食べていいですよね」

「食べてください」

「あー、よかった」

「で、とりの天ぷらなぜ、とった」

「とり天、持ち帰りましょうか?」

「食べたいんですよね」

「食べたいです」

「食べてください、ぐっすり寝て元気になってください」

「はい、美味しくいただきます。お忙しいところすみません。でも、先生の許しをいただきたくて」

「早く食べてください」

「はい」

 

電話を切ってから、これまで何回ももっとあかんもん食べてたのに病気になったら、えらく真面目です。

うどんやさんでヒソヒソと話してる姿を想像するとどんどん可笑しくなってきます。

 

身旬堂お客様は本当に可愛らしくいい人です。

 

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