上を向いて、下を見て前を向いて歩こう。
今日は満月です。
お釈迦様の誕生日、花祭りです。
季節は春です。
桜は満開です。
陽の気に包まれています。
昨日、皆様ご存知のように『緊急事態宣言』がされました。
えらいことになりました。
これが秋から冬ならもっと気分は落ちたと考えます。
人間界は大変だけど桜は咲き乱れ色んな花が咲いております。
この時期、黄砂でまいるのですが今年は少ないと感じませんか?
もしかしたら、私達は黄砂でないものにゆるやかに肺がやられているのかもしれません。
それに気づく機会かもしれません。
飛行機が飛ばずに空気は綺麗になっているかもと空を見て感じます。
船の往来がなくて海の生き物が喜んでいるかもしれません。
もちろん、飛行機も船も便利もいります。
だけど、度が過ぎていたのかもしれません。
こういうとき、前を上を向いて歩く気持ちはとても大切です。
元気だけが取り柄の私は元気です。
それしかないと自分で知っていますから。
では、どうして元気なのかと問われたなら、人生の先輩がお客様にたくさんおられお話を聞く機会があったからだと思います。
「女学生でね。勉強なんてせずに軍事工場みたいなところに働きにいくのよ。友達と帰り道キャキャ言いながら歩くの。みんなムツカシイ顔してるから、その時だけね。そしたらね焼夷弾がパッパパッパて墜ちるの。私達はそれを小さくなって見てるの。そして誰にも言えないけどね。『綺麗だったね』って笑うの。焼夷弾の光って綺麗なのよ。あの時可笑しくて笑ったわけじゃないけどね。笑ってたのよ。本当に今しか笑えないって感じだったのかなぁ」
「学校に行くやろ。席があいてんねん。今日誰々ちゃん休みって誰も聞けへんねん。みんな死んだってわかってるから。その次の日は席ごと無くなってるねん」
タモリさんが「幸せは上をみて思うものではなくて、下をみて思うもの」と言ってたのを思い出します。
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