軽快感
Makikoです。
「身旬堂って名前はどうしてついたのですか?」
「名前から和菓子を想像しました」
雨が降っていて看板が玄関の中に入っていたので、靴をお履きになるときにニコニコと微笑みながら聞いてこられました。
「季節にも旬があるように身体にも旬のお手入れがあるのです。
自分に合わせたお手入れがあるんです」
靴を履いて帰られるお背中が弾んでおられました。
この言葉がぴったりだったのです。
この日のお客様は80代の男性です。
先日は流捨を受けられ、この日はパーソナルでした。
「歩くとまえのめりになるような気がする」
身体の声を聞いてその方にあったパーソナルです。
肩も凝るし、足も疲れる。
身体を励ましたり、緩めたりして進めていきます。
「難しいことはできないよ」
そう言われます。
初めての事は誰だって緊張する事で呼吸も浅くなります。
「大丈夫です。呼吸をゆっくり意識してやりましょう!」
一つ一つ動きが終わるたびに深呼吸を大きくゆっくりしていただきました。
とても頑張り屋さんの紳士的な方です。
こちらも、応援させて頂きたくなります。
パーソナルが終わる時、
「いかがですか?お疲れ出てませんか?」
とお尋ねすると、
「なんだか肩の荷が降りてすっきりしてます」
と、とても嬉しいお言葉をいただきました。
気持ち良く終わる事が大事です。
そうして、お帰りの時の後姿が弾んでいた事により一層嬉しくなって安心してお見送りをしました。
また帰らせて
「疲れは出てません。軽快感です」
と連絡を頂きました。
ますます、次回も一緒に頑張ります!
お客様のお身体に合わせたお手入れができるように!