腹筋の説明、平成に撃沈
パーソナルにこられる方で始め腹筋できてない方がほとんどです。
「腹筋してもお腹へこみません」とよく言われるのですが、実は腹筋になってません。
手首を動かしてください。と言うとみなさん動かせます。
お腹を動かしてください。というと腰を動かしてみたり肩を動かしてみたりと変な動きになります。
腹筋運動の代表的なものをしてもらうと、だいたい首の運動で首が痛いと言います。
それは、首の運動です。
しかも、今はこの腹筋運動、あまり効果がないと言われています。
確かにお腹だけに効かせるのに起き上がるような動作はいらないです。
パーソナルの方、だいたい3ヶ月あればマスターでその頃に3キロから5キロ痩せられます。
住吉区にあるすみえ幼稚園のママさんに何年か指導に行っておりました。
腹筋の説明で
「昔あった水洗トイレのヒモがお臍の内側についててそれを背中側に引っ張っていきます」
「………」
「グッと引っ張るのではなく、グググーと引っ張ってください
」
「………」
和気あいあいの雰囲気だったのですがママさんたち?マークの顔です。
「トイレのヒモって昔、痴漢がいたら赤いヒモがあってそれを引っ張るのですか?今はだいたいボタンを押すようになってますが」
必殺仕事人の曲が頭に流れます。(これも古い?)
♪たりらーん、たたた、たりりゃーん♪(あってるかどうかは知りません)
見渡せば、平成生まれのピープルに昭和が1人です。
この説明で長らくやって参りましたので焦ります。
「昔、トイレのタンクは上についていて、そこからヒモがぶら下がっていて先に縄跳びのプラスチックみたいなのが白しか見たことないんですが、それを引っ張ると水が流れるんです」
一体、私は何の説明をしてるんだろうかと思いながら、笑ってごまかします。
(特に白っているかぁー?)
ママさん達はそれなりに興味を示してくれますが、腹筋のポーズのまま?顔です。(そりゃそうやわなぁー)
「とりあえず、おへそを中心にグーとお腹をへこませていきます」
なんとか伝わったようです。
ですが、考えてみるとやっぱりあのスコンと引っ張れるでもなくギュッと力がいるわけでもなく、あの微妙な力加減をこれからの人達にどう伝えればいいか考え込んでしまいます。
例えば『栓抜き』力余って勢いで抜いてしまうと瓶が倒れてしまいます。
『缶切り』思いっきりグッグッとすると蓋が中にめり込んでいきます。
『マッチ』上手くすれたときはなんだか大人になった気分でした。
学校の『水道の蛇口』の開け具合でバケツから水しぶきが飛びすぎて水がたまらず自分だけずぶ濡れになり、友達から「向こうから2番目の蛇口は要注意」みたいなことを教えてもらい、この子はなんて物をよく見ているのかと感心したりしました。
(話、それまくりは重々承知です)
これからの時代、もっと勉強して微妙なニュアンスを伝えられるよう精進します。
せっかく『昭和』『平成』『令和』を生きるのだから、悩みながら前進していきます。
『昭和』生まれの先輩、同輩、後輩様。
微妙な力加減のお話ください。
そしてこの時代に例えるならこうかなぁでいいので教えてください。
未だに『タピオカ』は吸うものか飲むものかタイミングわかりません。
ちなみに『タピオカ』はいも類で炭水化物です。
わざわざ、太るものを飲まなくてもと思う今日この頃のです。