骨盤低筋群その2
昨日の続きです。
尿漏れの話です。
『腹圧性尿失禁』『切迫性尿失禁』の2種類があるとお伝えしました。
『腹圧性尿失禁』
くしゃみ、重いもの、不意に力仕事入ったとき。
軽度でしたら、骨盤低筋群を鍛えると改善します。
反対に悪化する原因
1.太ること
2.ドカ食い
3.筋肉が少ない
4.便秘
更年期によるホルモン低下で筋肉の組織に弾力やはりがなくなってくるそうです。
特に骨盤低筋群回りに顕著にでてくるそうですが、
だからといって女性ホルモン治療をすれば効果が上がるものではなく現在はすすめないそうです。
(こういうサプリには手を出さない方がよいかと思います)
骨盤低筋は字の通り、骨盤の底の筋肉と思ってください。
一番下にハンモックのようにあり内臓の下部を支えてるものと考えるとそのハンモックがゆるむとダラーンと内臓も下がってきます。
骨盤低筋群が弱って尿道がグラグラすると言われる医師もおられます。
骨盤低筋群を鍛えるのは慣れてくるといつでもどこでもできます。
1番簡単な方法
○ 寝転んで肩幅ぐらいに膝をたてる。
○ 肛門に5秒ぐらいかけて力を入れる
○ 5秒ぐらいかけて力を抜いていく。
これだけです。
それを毎日10回ぐらいしてください。
時間はいつでもいいです。
一気に力を入れたり抜いたりする方法もありますが、基本ゆっくりをマスターしてからおこないましょう。
この時に気をつけてもらいたいのがお尻をカチカチにしないことです。
ヒップアップのエクササイズではお尻をカチカチにする方法があるのでごっちゃになってる方が多いです。
ヒップアップと骨盤低筋群のエクササイズは別物と考えてください。
これがややこしいので、1回でもパーソナルをオススメするのです。
来られたら、大体の方が骨盤低筋群についてはできていません。
グループレッスンでもたまに入れておりますので、わからなければ質問してください。
今はなんともない人も気をつけて自分の身体の声を聴いてください。
最近、歩いてるときに膝が伸びない。
O脚になってきている。
猫背気味である。
これらも何らかの身体からのサインです。
ちょっとした心がけで色々な不調を防げるならやってみる価値はあると思います。
ハロウィンです。